2010年3月16日 (火)

3月1日発売  気持ちを楽に過ごす心理術

1年ぶりでブログに復活です。文芸社から初めての著書を出す事になって是非多くの方に読んでいただきたいと言う事なんですが、本を書いて出すと言う事が今の時代は版元と書店の事情やネットの台頭で大変な事になっていると言う事が良く分かりました。

 内容的には気分と言う事を考えた時、今の時代は特にストレスで不快な気分に浸っている人が多い訳で、じゃ少しでもその気分のコントロールをうまくするにはどうしたら良いかと言う事を認知療法と自律訓練法という優れものを使って実現していこうと言うものです。

今amazonで購入していただくと、先着50名の方に「自律神経安静の為のトレーニング」CD1470円をサービスします、どうぞこの機会に買ってください。

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2009年3月 9日 (月)

おくりびと

書店で電車を待っている間に青木新門さんの納棺夫日記を手にとって立ち読みをしていたら、10年前に読んだ記憶と随分ちがっていたので、確か家にあるはずなのに又買ってしまいました。電車にひかれた死体の脳みそを拾うくだりや腐乱死体の蛆の大群の話は記憶していましたが、親鸞を中心とした宗教論と言うか死生論を深く追求した部分は忘れていたので、つい新鮮に感じたのでした。映画「おくりびと」のお陰で筆者は急に時の人になりつつありますが、出るべくして出た本であり、人と思います。私達は死というものから遠ざかった生活の築きの上に生活をしています。実際は隣り合わせであって、その事をしっかり頭に入れていればもっと今がいとおしいはずという事が書かれてあります。映画とは大分違いますが、映画はそれで又味があって良かったと思います。ノーベル賞受賞は映画界に金字塔を立てましたが、別の意味で自殺者3万人の時代にはとても意味のある出来事だったと思います。

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2007年11月12日 (月)

茂木健一郎さんの講演

先日、早稲田大学の国際フォーラムを聴講させていただきました。125周年事業で新装された大隈講堂で茂木健一郎さんの講演があったのですが、さすがに今や人気者で満席でした。茂木さんは今や大脳生理学ではもっとも売れている方ですが、何冊か本を読んでもとても面白く、私も楽しみにしていました。お話はとてもテンポ良く分かりやすいものでしたが、特に「偶有」と言う事を言われていて、理解が正確では無いかもしれませんが、これは脳がどんな事でも受け入れて行く事、そういう覚悟をすれば人生はどんな事でも楽しめると言う事なのですが、人生は生まれや自分の選択、判断でいろいろと変わって行きます。そのたびに人はいろいろと悩むわけですが、これを良しとして受け入れて行く事です。それなりにそれはそれで楽しいものです、・・と聞いていてこれは仏教の考え方に近いと思いました。

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2007年10月 3日 (水)

10月に入りました。今年は異常な夏を過ごしていますので、秋を感じる度合いは大きいと思います。夕焼けや秋の天高い空とすじ雲、朝晩の冷えと、しまってあった長袖を着込んで歩く街頭、もう一ヶ月もすると気の早いジングルベルのメロデーも流れ出します。この秋は少しゆとりを持って、公園や街を歩いて見たいですね。ちょっとおしゃれなコーヒーハウスでお茶を飲みながら、好きな本でも読んで、昔の彼女の事なんか思い出してみるのもいいものです。・・・とかなんとかラジオから流れるDJの語に踊らせながらロマンチックな気分に浸っていると、相談者からのSOSの電話が入りました。「そう、他がいっぱいで5件目なんだ、それは大変でしたね。大丈夫ですよ、すぐいらしてください・・・・」

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2007年8月25日 (土)

子供の将来

幼馴染が小学校の校長をやっているので、たずねていきました。実は大変お世話になった小学校の恩師を訪ねたのですが、もう現役を外れて久しいのでとT君をと勧められたのです。T君は高校まで一緒で、お互いにきかん坊だったのでどうも彼に子供の事を聞くのはぴんと来なかったのですが、夏の暑い日でした、夏休みで子供の姿も見えない学校の昼下がり、校長室に尋ねていくと、昔の人懐こさを残して迎えてくれました。まさかこの人とこうして子供の事を話すことになろうとは、想像していなかったという思いが消えかかる頃、「ところで、子供達どうなっちゃったんだ本当に・・・」と話をぶつけて見ると、「いや、基本的に変わっていないよ、あの頃と。子供の純粋さやひたむきさは一緒だ」と言ってもらって少しほっとする思いでした。但し、確かに器質性の脳障害を持った適応障害児は何処の学校にも4~5人はいるという事で、この辺が食べ物の影響と電磁波の影響と私は見ているのですが、彼も否定はしませんでした。後は家庭の崩壊が大きという事で一致したのですが、行政による教育改革は学力に対して問題にしている部分が大きく、今は心の問題だろうと言いたくなります、現場は教師が限界にいるし、子供達をサポートする人が足りないのは誰が見たって明らかなのに、お金も頭も使わない政治。こうなれば社会をリタイアするかってのお父さん、小中学校に戻りましょう。子供と対話をしていきましょう。時局困窮の時に子供の将来を優先にしたあの長岡藩の米百俵を行政のばか者に託していては国が滅びる。

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2007年6月10日 (日)

あじさいの花

紫陽花が今満開でとても綺麗です。今日は肌寒い六月の雨、こんな日に紫陽花は本当にピッタリです。最近はライトアップして派手になってきましたが、どんよりとした日にどこかの家から道端にはみ出て、自分の存在を訴えるように視界に入ってくる、そんな紫陽花が好きです。受験の時に机に置かれた花瓶の紫陽花に母の心を感じました。花の心、そのさりげなさがいいのです。

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2007年5月 8日 (火)

お別れ会

著名人のお別れ会に出席してきました。著名人といっても奥さんがビッグスターで本人は裏方で奥さんを支えてきたのですが,20年もの闘病生活の末に59歳という若さで急逝されたのです。会場には大学時代のサークルの幹事長と言う事で昔の仲間も大勢集まっていました。カレッジポップス全盛の時代に,女子大では引っ張りだこだったシュリークスというバンドのリーダーでしたが、優しい雰囲気がとても魅力的でした。とても綺麗なハイトーンは小田和正や南こうせつにも引けをとりませんでした。そのお二人をはじめ業界のビッグスター達が故人に向けて一緒に歌う光景は,他では見られない豪華なもので何よりのご供養になったと思います。私達サークルのメンバーも,PPMの「全ては兄弟」と言う曲を合唱して送りました。最後に故人の荷物の中から出てきたという,20年前の手記を父の後をついだミュージシャンの息子さんが読み上げました。それはやさしさと言う事について書かれたものでした。やさしさと言う事は人に対してしてあげるものというふうにとったのですが、文末にこの手記を大事な奥さんと息子に読んでもらいたいと結んであり、やさしさと言う事に思いを寄せさせたそれこそが、故人のやさしさの原点のように思いました。誰に対してもやさしさを感じさせた故人が,その日のお別れのメッセージをやさしさを一番大切な家族に残していったのだと思います。家族の崩壊が言われだしたこの頃、私達は今一度「やさしさ」と言う事について考えて見たいものと思います。      

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2007年3月 3日 (土)

虐待

今日、マリオンで日本精神衛生会主催のフォーラムに行ってきました。現場で困難な問題に直面されている5名のパネラーの話にとても考えさせられる所が大きかったのです。特に子供の虐待防止センター理事長の坂井さんの話は驚愕を持って聞きました。虐待は通常の子育て不安やストレス過多等が原因のものの他に、その親の持つ精神障害が原因のものがあり、これが異常な増加を示していると言うのです。それは虐待を受けた子供達が精神障害を起こし、子供の成長に従って小学校、中学校と問題が広がっていく、既に小学校は大変な状態になっています。こういった現実の中で今、週に1人の割合で虐待によって、子供が死んでいるのです。H17年に市町村で児童虐待の相談受けた件数は38000件だそうです。もう現場では対応能力を越えて、支援システムも充分に機能していない状況になっている。この意味では、子供達は親と専門家からネグレクト(放棄)されている事になるといっていました。ここまで、と絶句したのですが、考えてみればなんとなく分かるような気がします。この虐待の問題を家族機能の崩壊とも言っています、まさにそう思います。神戸の事件が起きる10年前に聞いた禅僧の言葉ー日本はこのまま行ったら子供が10年後大変な事になる。―と言ったのはこの事でもあったのです。家庭機能の崩壊であり、家族からのSOSだと言う事が良く分かります。離婚、ひきこもり、そして尊属殺人、全て根っこは同じです。この状況をどうするのか?それは、子供の教育、しつけ、家族論等思想の構築も大切でしょう。しかし、坂井さんも言っているように、今そこにある危機を取り除く事が先決でしょう、一部専門機関に任せて御仕舞いという事では無いのです。周囲や地域で重層的にカバーしあわなければ前進は無いでしょう。私は、今大量にリタイアしていく団塊にもう一分張りして欲しいのです。社会経験もあり、意識性も高い心あるその世代の1割でも、今の家庭、教育の問題に手を差し伸べて欲しいと思います。「太った豚になって終わらないで痩せたソクラテスになってみませんか?」不肖私もいろいろな活動をしようとすると、今まで、それは臨床心理士でないと出来ませんと頭の固い役人に言われ、おずおずと引き下がってきましたが、「ベトナムに平和を!」と行動したあの時は資格は要らなかったはずです。必要だったのは、只問題意識と高い気概でした。何でもいい、自分の足元を照らす範囲でいい、絶望に打ちひしがれている子供に手を差し伸べて欲しいと思います。ところで、この日本精神衛生会は斉藤茂太さんや、あの日野原さんが名を連ねている権威もあり大変善良な会です、どなたでも会員になれますので是非お申し込み下さい。今日も朝日ホールに三分の一ぐらいしか入っておらず、残念に思いました。司会に心理学教授で吉永小百合さんの実のお姉さんがいらっしゃったのも嬉しかったですし、ゲストの画家原田泰治さんのお話も感動でした。

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2007年3月 2日 (金)

自律訓練法

先週の土曜日に「自律訓練法習得講座」をやりました。いろいろな所で、回を重ねてきているのですが、今回はあまりこの事に関心の無い三十代の方達が企業研修の一環として、送り込まれてきました。自律訓練法は潜在意識を応用して、普段出来ない生理的な変化(筋肉の弛緩)を目指すところにポイントがあるのですが、最近はスピリチュアル療法等がブームなのか、非情に面白がって大変でした。自律訓練法は大学や病院で取り入れられている科学的なもので、スピリチュアル療法等とは全く違うものですが、意図しない筋肉の変化に驚いたようです。そして、現実に自分がこうありたいと言うものに対して自己暗示をかける事で、実現する現実とその理論にもびっくりしたようです。禅の修業で”悟り”を求める雲水に対しては”悟り”等は無いと言下に否定されると言う話をある方丈さんから聞きましたが、実際はその様な意識水準はあるとの事でした。自律訓練法も実は目標達成はあるのですが、それよりもやっているときの安らぎ、安定感が最上のものなのです。

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2007年2月 8日 (木)

温暖化

ここの所寒い日が続きますが、それでも暖かいですよね。温暖化は人為的なものと判定されたと、何を今さらの感に堪えないのですが、テレビや新聞で報道されています。私は今から20年も前に、新橋の「集」と言う、サラリーマンの自主的な勉強会で環境庁の方が話された事を、強い衝撃として聞いたのを思い出します。我々人類が自動車やマンションや様々な家電商品を開発し、それを追い求めてあくなき文化的生活と経済的恩恵にまい進した結果がこれです。と言ってもそれを先導した企業や政治に直接的な責任があるのですが・・・。残念ながら100年後には惨憺たる状況が出現している事は間違いないでしょう。その事は20年前に環境庁の関係者が言ったのです。地球の平均気温が3度上昇する事はどういう事を意味するのかを、南極の氷が解けるとどうなるのか、水没する陸地がどれだけあって、生態系が破壊され食料難が深刻化するとはどういうことなのかと、しかし今まで、それは人為性との因果関係ははっきりしないと引き伸ばしてきたわけです。考えてみれば、ついこの間まで電気が無い暮らしをずっとしていたのですから、急激な変革は地球を侵食していく事になるのは当然です。「しかし災難に逢、時節には災難に逢がよく候。死ぬ時節には死ぬがよく候。是はこれ災難をのがるゝ妙法にて候。」と災難にあう時の心の持ち方を良寛さんは唱えていますが、この温暖化は人為的なところがどうかと思うのです。

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